海外ドラマ「インスティンクト -異常犯罪捜査-」シーズン1  あらすじ、キャストの紹介、感想!

2021年9月1日

海外ドラマ「インスティンクト -異常犯罪捜査-」

海外ドラマ「インスティンクト -異常犯罪捜査-」は、フォーブスの「アメリカで最も裕福なセレブリティ」に選ばれたこともある超有名作家・ジェイムス・パタソン原作で、大ヒットドラマ「グッド・ワイフ」でイーライ・ゴールドを演じたアラン・カミングが主演のミステリードラマです。

ここでは、海外ドラマ「インスティンクト -異常犯罪捜査-」シーズン1のあらすじ、キャストの紹介、感想をお届けします。

海外ドラマ「インスティンクト -異常犯罪捜査-」シーズン1 あらすじ

セントラル・ニューヨークが舞台。

元CIAエージェントであるディラン・ラインハート博士(アラン・カミング)は、現在は大学の異常行動学の教授で作家という生活をエンジョイしていた。

ある日、被害者のそばにトランプのカードが置かれるという奇妙な連続殺人事件が発生。ニューヨーク市警察の刑事リジーことエリザベス・ニードハム(ボヤナ・ノヴァコヴィッチ) は、犯人がディランの本を読んでいたのではと考えディランに捜査協力を依頼する。

海外ドラマ「インスティンクト -異常犯罪捜査-」シーズン1 キャスト

アラン・カミング(役名:ディラン・ラインハート)

役柄:異常心理学の大学教授、作家、そして元CIAエージェント。


アラン・カミングはスコットランド出身のベテラン俳優。多くの作品に出演していますが、海外ドラマファンにとって馴染みがあるのは「グッド・ワイフ」のキャンペーンマネージャー・イーライ・ゴールド役でしょう。

彼のテンポある独特な演技が本作品のディラン役にぴったりです!

ボヤナ・ノヴァコヴィッチ(役名:エリザベス・"リジー"・ニーダム)

役柄:ニューヨーク市警察刑事。


オーストラリア出身のボヤナは、2008年頃まではオーストラリア製作のドラマ・映画への出演が多かったですが、ウィル・スミス主演映画『7つの贈り物』のジュリア役を演じた頃からハリウッドへ拠点を移します。
ドラマ「シェイムレス 俺たちに恥はない」のビアンカ役などで知られています。

ちなみに妹のヴァレンティナ・ノヴァコヴィッチも女優さんでオーストラリアのソープドラマ「ネイバーズ」などに出演してます。

結婚はされていないようで、2015年にはキアヌ・リーブスと食事をしている様子をパパラッチされましたが、特にその後は何の情報も出ていません。

ダニエル・イングス (役名:アンドリュー・"アンディー"・ウィルソン)

役柄:ディランの夫。元弁護士で、現在はバーのオーナー


ネットフリックスドラマ「Love Sick」のルーク役で一躍有名になりました。

最近では、海外ドラマ「ザ・クラウン」シーズン2ではフィリップ王子の友人で海軍オフィサーのマイケル・パーカーを好演しています。

ナヴィーン・アンドリュース(役名:ジュリアン・カズンズ)

役柄:ディランのCIA時代からの友人。


ナヴィーンといえば映画『イングリッシュ・ペイシェント』のキップ役ですよね~。この役でゴールデングローブ賞にノミネートされました。

また、大ヒットテレビドラマ「LOST」サイード役でシーズン1~シーズン6まで出演し、お茶の間の顔となりました。

2013年の映画『ダイアナ』では、ダイアナの恋人で心臓外科医のハスナット・カーン役を演じてましたが、とってもカッコよかったですね~。

シャロン・リール(役名:ジャスミン・グッデン)

役柄:ニューヨーク市警察警部補。リジーの上司であるが親友でもある。


ドラマ「CSI:マイアミ」や「SUITS/スーツ」などに多数出演している女優さん。

ジェイッミー・フォックス主演の映画『ドリームガールズ』にビヨンセやジェニファー・ハドソンらとミシェル・モリス役で共演しています。数々の賞を受賞した映画でめちゃくちゃおすすめですのでぜひご覧になって下さいね♪

海外ドラマ「インスティンクト -異常犯罪捜査-」シーズン1 感想

ベストセラー作家・ジェイムス・パタソンの作品“Murder Games”が原作で、アラン・カミングが異常行動学専門の大学教授で人気作家ディラン・ラインハートを演じています。

ニューヨーク市警察のエリザベス・ニーダム、通称リジーは担当した事件がディランの本に書かれている犯罪手法に酷似していると考えリジーはディランに捜査協力を依頼する、というところからシーズン1は始まります。

ここで「男性作家と女性刑事のコンビ」ということで人気ドラマ「キャッスル 〜ミステリー作家は事件がお好き」のリックとケイトを思い出した方も多いかと思います。

大人気を博したドラマでシーズン8まで続きましたので、この作品も同じ系統で2番煎じ感は否めませんが、アラン・カミングとノヴァコヴィッチの息がぴったりでテンポ良く楽しめます。

そして、アラン・カミング演じるディランですが、ゲイで夫アンディと結婚しているハッピーなカップルという設定なので、仕事上のパートナーとなるリジー刑事と恋愛仲になるというストーリーラインはあり得ないので、なかなか違った新しいパターンでこれがパラダイムになるかもしれませんね。

ウーピー・ゴールドバーグ出演

もう1つの見所は、ウーピー・ゴールドバーグがディランの担当編集者と登場している点です。

現在65歳のウーピーですが、全く歳を取った感じがせず、相変わらず作品の中で存在感を発揮しており、物語の中ではディランの担当編集でありながらセラピストのような関係。

ディランが仕事やアンディとのことで悩んでいると「はい、そこに座って」と言ってディランがカウンセリングルームによくあるようなリクライニングタイプの寝椅子に横たわってウーピー演じるジョーンに話を聞いてもらう、というシーンがとってもホッコリできます。

カミングのテンポある演技と新感覚ミステリー

本作品の一番の魅力はやっぱりアラン・カミングですね♪

ディランは、いつも三つ揃えのスーツを着て知的でアカデミックな教授なのですが、バイクを乗り回してヘルメットを取った時に彼の髪が少し乱れる感じにとてもキュンキュンしちゃいます。

アランは、役柄通り私生活でもバイセクシャルをカミングアウトしていますが、実は2度も女性と結婚し子供もいます。丁度よい感じで中年の色気を持った俳優さん。

そして、彼のちょっと早口なテンポある演技は独特で、ぐいぐい物語りに引き込まれていきます。

1話ごとにミステリーが解決するスタイルですが、刑事のリジーは婚約者が殉職したという悲しい過去を背負っていたり、ディランは父親との確執があったり、とメインキャラクターたちの内面にも切り込んでいきますので、決して薄っぺらい内容にはなっていません。

さすがジェイムス・パターソン原作だけあってお話の核心である事件の謎の解明も新しい切り口で描かれており、ゲイの行動異常学教授と女性刑事が捜査するミステリーという新感覚ミステリーで決して飽きさせない仕上がりです。

まとめ

海外ドラマ「インスティンクト -異常犯罪捜査-」シーズン1は、1話終結タイプなので割りと気軽にミステリーを楽しむことが出来る犯罪捜査ドラマです。

同じ犯罪捜査ドラマでも「ライン・オヴ・デューティ」「ボッシュ」はかなり気合入れて観ていないと、お話が分からなくなったりしますが、こちらは特に難しいお話の伏線も無くディランとリジーの名コンビがどんどんと事件を解決していく感じが爽快です。

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本ページの情報は2021年4月時点のものです。
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