Netflix海外ドラマ「ピーキー・ブラインダーズ」シーズン2 あらすじ、キャストの紹介、ネタバレ感想・解説!
ノリに乗っているNetflix海外ドラマ「ピーキー・ブラインダーズ」シーズン2。キリアン・マーフィー演じるトーマス・シェルビーが本当にいい味を出しています!
ここでは、Netflix海外ドラマ「ピーキー・ブラインダーズ」シーズン2のあらすじ、キャストの紹介、ネタバレ感想、そして、とにかくすごいテンポでお話が進み色々な利害が交錯してますので、見所などを分かりやすく解説したいと思います!
写真引用:Netflix海外ドラマ「ピーキー・ブラインダーズ」
「ピーキー・ブラインダーズ」シーズン2 あらすじ
1921年、シェルビー一家はバーミングガムに拠点をおきつつビジネスを南北ロンドン方面へ拡大。それに伴いロンドンを支配するサビーニ一族と対立することになり、アルフィー・ソロモンを味方につけようと画策しつつ、禁酒が行われているアメリカとカナダにウイスキーを輸出する手はずを整えようとする。
一方、アーサーは戦争のPTSDが悪化しコカインに頼るようになる。ハイな状態でボクシングをした際に誤って少年を殺してしまう。ポーリーは、若い時にとりあげられてしまった二人の子供の安否を知りたいがため、霊媒師を頼る。
トミーは、馬の調教師のメイと関係を持つがグレースのことが忘れられないでいる。
#TBT to Tommy Shelby in Peaky Blinders series 2. Sooo fucking 🔥🔥🔥#ThrowBackThursday Tommy Shelby na 2a temporada de #PeakyBlinders. Extremamente 🔥🔥🔥
📸 by @RobertViglasky pic.twitter.com/IsWARNUfCg
— Peaky Blinders BR (@PeakyBlindersBR) April 2, 2020
Netflix海外ドラマ「ピーキー・ブラインダーズ」シーズン2 キャスト
メインキャストの詳しい紹介は、Netflix海外ドラマ「ピーキー・ブラインダーズ」シーズン1 キャストの紹介、シェルビー家の相関図を解説します! をどうぞ!
トム・ハーディー(役名:アルフィー・ソロモンズ)
役柄:ロンドンのカムデン・タウンをベースに活動するユダヤ人ギャングリーダー。母親はロシア人。
トム・ハーディーと言えば、映画『インセプション』のイームス役で一気に有名になったのをよく覚えています。
あのアルフィーの風貌からは想像もつきませんが実はかなりイケメン。映画『ダークナイト ライジング』で悪役のベインをしてからは、役の幅を広げたなぁと思いました。主役もはれる役者さんです。
本作品では実生活の妻シャーロット・ライリーがトミーと恋仲になる富豪メイ・カールトン役で出演しています。
ノア・テイラー(役名:ダービー・サビーニー)
役柄:ロンドンを取り仕切るイタリア系のギャング・リーダー。実在した人物。
ノア・テイラーといえば、映画『チャーリーとチョコレート工場』のバケット氏、そして最近では映画『ゲーム・オブ・スローンズ』のロック役が記憶に新しいですね。
シャーロット・ライリー(役名:メイ・カールトン)
役柄:富豪で夫とは死別している。トミーに惹かれる馬の調教師。
映画『白鯨との闘い』のペギー・チェイス役などで知られていますが、今回の「ピーキー・ブラインダーズ」のメイ・カールトン役で一気に名前が知られるようになりましたね。
実生活ではアルフィ・ソロモンズを演じるトム・ハーディの奥さんです。
フィン・コール(役:マイケル・グレイ)
役柄:ポーリーの息子。母親が探していることを知り、自分の意志でポーリーの元に帰ってくる。
映画”An Inspector Calls”のエリック役で名前が知られるようになりました。
本作品では、ポーリーと生き別れた息子という重要な役どころを演じています。
実生活ではジョン・シェルビー役を演じているジョー・コールと兄弟です。
Netflix海外ドラマ「ピーキー・ブラインダーズ」シーズン2 感想・解説
The talented @RobertViglasky has been the stills photographer on #PeakyBlinders since series one! Read our exclusive interview with him, only on our official website: https://t.co/yK7DiZFfwW pic.twitter.com/w69ABCmvpX
— Peaky Blinders (@ThePeakyBlinder) July 4, 2020
シーズン1は、グレースがトミーの元を去り、最後にグレースに恋心を抱いていたキャンベル警部は、トミーにご執心なグレースに怒って駅のホームでグレースにピストルを向けグレースもピストルで対峠し、バーン!という銃声が深い霧の中で響く・・・
というところで終わりました。
シーズン2は、シーズン1から2年経ち、ピーキー・ブラインダーズはテリトリーをロンドンへと拡大し、トミーの野望は止まることを知りません。それに伴いシェルビー家は更に危険な目に・・・
アルフィー・ソロモンズとダービー・サビーニー
シーズン2の新しいキャラクター、アルフィー・ソロモンズは、ロンドンのカムデン・タウンをベースに活動するユダヤ人ギャングリーダーで、とにかく暴力的で何を仕出かすのか分からない危険な人物。
時々、何語喋ってんの?と相手を不安にさせ自分が上手になろうとする、姑息かつ頭の良い人間なんですよね。
最初はトミーのオファーにまんざらでもないようでしたが、だからと言ってイタリアンギャングリーダーのサビーニーとビジネスをしないわけではないらしく、全ては自分の利益になるかどうか常に計算しています。
ダービー・サビーニーは、実在する人物で競馬場の八百長を取り仕切るイタリア系のギャングリーダーで、当時のロンドンの闇社会を取り仕切っていました。
ピーキー・ブラインダーズが、ダービーの「イーデン・クラブ」を襲撃したことから、トミーと対立が始まりますが、両方ともアルフィーを味方につけないと勝ち目がないため必死になります。
キャンベル巡査部長の暴走
キャンベル警部補は巡査部長に格上げになって(どうやらMI5(秘密情報部)のチーフになっている模様)バーミングガムに杖もちながら戻ってきててびっくり。てっきり、死んだかと思ったのに・・・
トミーに対してはグレースの一件もあり、シャルビー家の人々を人質的に逮捕しトミーを暗殺者として使い、その後トミーを抹殺するつもりです。どうやらキャンベル警部補、グレースにふられてその上危うく殺されかけたせいか、精神のバランスくずして暴走してます。
ポリーの子供マイケル
ポリーの子供マイケルは、田舎でごく普通の育ての両親に愛情をかけられ育ったにも関わらず、18歳になったマイケルは自らの意志でシェルビー家の一員になるべく母親の前に現れます。血は争えない、とはこのことですね~。
マイケルの登場で、ポリーの母性が描かれていて面白かったです。あの!ポリーが甘い声を出してすっかり母親の顔になり、どんなことをしてでもギャングの一員にはなって欲しくない、と必死にマイケルを守ろうとする様子は結構ジーンときました。
トミーのピーキー・ブラインダーズ勢力拡大案
とにかく、シリーズ2のトミーは忙しい!
シェルビー一家の財政拡大のために馬を買って競馬業界に入り込もうとしたり、禁酒制がひかれているアメリカ・カナダへ向けてウイスキーを輸出しようとしたり、マネーロンダリングのために家を買ったりします。
トミーはロンドンへの勢力拡大に向けて競馬レースを独占するサビーニーのテリトリーに足を踏み入れるためにパブで暴れて宣戦布告。その後にすぐサビーニーたちに殺されかけますが、キャンベルが仲介。
キャンベルは別にトミーを助けたくて仲介したわけではなく、トミーを利用してから自分で殺すための模様。
キャンベルはトミーがIRAの指示で殺人を犯しているの知っているので、それを盾に軍師ヘンリー・ラッセルを暗殺させるべく、シェルビー家のメンバーを逮捕したりしてトミーを脅します。
でも、いつもトミーはキャンベルより一枚上手なんですよね~。それとトミーは運がいい!
当時の陸軍大臣だったウィンストン・チャーチルに(キャンベルはウィンストンの指示で動いている)手紙を送り、キャンベルの指示に従う代わりにウイスキーの輸出許可を出して欲しいと頼みます。
そして、最後の大仕事はエプソン競馬場でサビーニーの売上金を奪うこと、そしてその場でキャンベル(=ウィンストン・チャーチル)から指示されたヘンリー・ラッセルの暗殺を行うこと。
ここでなぜヘンリー・ラッセルが狙われたのか解説すると、ヘンリーは軍師なのですが、政治がらみによるもので彼が死んだ方がウィンストンに好都合というわけらしいです。
ただし、トミーのプラン通りには事は運びませんでした。最後はキャンベルに雇われた人間二人にトミーは拉致されてしまいます。
メイとグレースとリジー
When Grace returned in season two! What was your reaction to her coming back? #PeakyBlinders pic.twitter.com/xabnqMum3W
— Peaky Blinders (@ThePeakyBlinder) May 30, 2020
トミーは女性関係もシーズン2では忙しいですよ~。
あれだけのイケメンでパワフルで、それでいてとっても繊細なところもありますから、女性はトミーをほうっておきません。
馬の調教師として雇った女性富豪未亡人のメイは、トミーの魅力に惹かれます。そして、トミーもまんざらではないようで恋仲になりますが、グレースのことも忘れられないよう。
結婚して不妊治療をするためにロンドンに来るグレースと落ち合って、わざわざ行為前にキャンベルに電話をして神経を逆なでするトミー。
でも、やはりグレースを忘れられない、とメイと別れようとするところにビックリ!意外と女性関係は誠実なのね?!と思いきや、娼婦のリジーとは続いているようで、リジーとメイでは比べ物にならないからでしょうか・・・
とにもかくにも、トミーに翻弄される女性達です。
まとめ
最後はみなさんご存知の通り、トミーは生き逃れるわけですが(現在シーズン5までありますので)ポリーの息子、マイケルが本格的にシャルビー一家に加わることになるところでシーズン2は終わります。
シーズン3では2年後を描いており、トミーとグレースの結婚式から始まります。大きな田舎のお城のような豪邸に居を構え、息子も出来たトミー。落ち着くかと思いきや、亡命したロシア貴族と取引したり、エコノミーリーグと呼ばれる反政府組織の一員のヒュー牧師らと関わることになったりと、更に危険ゾーンに足をずぶずぶと踏み入れていきます。
海外ドラマ「ピーキー・ブラインダーズ」シーズン2~シーズン5はNetflixで配信中!
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