Netflixドラマ「瞳の奥に」あらすじ、キャストとロケ地の紹介、ネタバレ感想&解説!ロブが~!驚愕の最終回

Netflixドラマ「瞳の奥に」

Netflixドラマ「瞳の奥に」ほど最終回の結末に驚愕したドラマは久々かもしれません。

主役のアデルを演じるのは、ロックバンドU2のボノの娘イヴ・ヒューソンということで、親の七光りの役者はどんなものなのか好奇心もあり視聴しましたが、良い意味で期待を裏切ってくれました。

ここでは、秀逸な心理スリラーNetflixドラマ「瞳の奥に」のあらすじ、キャストとロケ地の紹介、ネタバレ感想&解説、そしてトリビア情報もお届けします!

Netflixドラマ「瞳の奥に」あらすじ

離婚しシングルマザーとして1人息子を育てながら精神科クリニックの受付で働くルイーズ(シモーナ・ブラウン)。

新しくクリニックに赴任してきた精神科医デイビッド・ファーガソン(トム・ベイトマン)と不倫の関係を持つようになると同時に偶然街で出会ったデイビッドの妻アデル(イヴ・ヒューソン)ともアデルに押し切られる形で友達関係となる。

危ない人間関係の世界に足を踏み入れていると分かりつつもルイーズはデイビッドとの逢瀬を重ねる。

Netflixドラマ「瞳の奥に」キャスト

イヴ・ヒューソン(役名:アデル)


役柄:デイビッドの妻。家で火事があった際に両親を亡くし、イブはデイビッドによって救い出された。


アデルを演じるのはあの有名ロックバンドU2のボノの次女。どうしても「親の七光り」という言葉が付きまといますが、ボノと妻のアリ・ヒューソン(彼女もイギリスでは有名な活動家)は当初はイヴが役者になるのは大反対だったそう。*1

イヴは映画『きっと ここが帰る場所』のメアリー役を好演後に初めてのハリウッド作スティーブン・スピルバーグ監督、トム・ハンクス主演の映画『ブリッジ・オブ・スパイ』に出演。

まだまだ駆け出しの役者さんですが、さすがボノの娘という感じで、小さい頃から父親と同伴でレッドカーペットでライムライトを浴びてきただけあります。あの存在感は簡単に培われるものではないのですね。

トム・ベイトマン(役名:デイビッド・ファーガソン)

役柄:新しい街に妻と引越してきた精神科医。ルイーズが働くクリニックに勤務し始める。


テレビドラマ「ダ・ヴィンチと禁断の謎」にジュリアーノ・デ・メディチ役で出演しお茶の間の顔に。

映画『オリエント急行殺人事件』シリーズではブーク役として出演。テレビミニシリーズ「Vanity Fair」ではロードン・クローリー役の赤いユニフォームが似合ってて、女性視聴者をキュンキュンさせてましたね♪

2021年現在32歳ですが、映画『オリエント急行殺人事件』で共演したデイジー・リドリと交際しているという噂が。

シモーナ・ブラウン(役名:ルイーズ・バーンズリー)


役柄:シングルマザーとして1人息子アダムを育てながら精神科クリニックの受付で働く。


ロンドン出身のシモーナは主にテレビで活躍している女優さんです。

テレビドラマミニシリーズ「The Casual Vacancy」の準レギュラー、ガイア役、人気テレビシリーズ「ナイト・マネジャー」などを足がかりに次第に大きな役をゲットするようになりましたね。

Netflixドラマ「瞳の奥に」ネタバレ感想

*途中から最終回のネタバレ含みます!赤字で警告入れてます!

原作はイギリスの作家サラ・ピンバラの同名ベストセラー小説をドラマ化したもので全6話のリミテッドシリーズです。

ちなみにAmazonの原作本のレビューが良くないですが、訳が良くなかったのかなぁ・・・私は原作本を英語で読んでみましたが、本も良かったです!そして、ドラマの方も大大満足な仕上がりだと思います。

ドラマの出だしは、ごく普通のどこにでもいるシングルマザーのルイーズがバーで友達にドタキャンされ、そこにいた男性デイビッドと会話を重ねケミストリーを感じるも一線を越えるのを留まるところから始まります。

まぁ良くあるパターンだなー、と思ってみていたところ、なんとルイーズが働くクリニックに新しく赴任してきたドクターはデイビッドだった、という。

まぁ、これも良くあるパターン。

しかし、その後にルイーズがデイビッドの妻アデルと街の路上でぶつかり合ってしまい、アデルに押し切られる形で友達関係になる・・・ここら辺から雲行きが怪しくなってきます。

だって、あり得ないでしょ。そんな偶然がある?

それに、アデルに「自分達が知り合ったことはデイビッドには内緒ね」って言われて自分のボスであるデイビッドに内緒にしてるなんて変でしょ!

って思いますよね・・・そうなんですよ。すごい勢いで人間関係がごちゃごちゃになってきます。

ルイーズのスリープウォーク

事の発端はルイーズが「スリープウォークをしてしまう」とアデルに喋ったことから始まります。

アデルは「自分の夢は自分でコントロールできる」といい、その方法が書かれた赤いノートをルイーズに渡し、ルイーズは早速試してみます。

この時点で私は、どうみても精神を病んでいそうなアデルが、同じく何らかの精神的な理由でスリープウォークをしてしまっているルイーズを助ける、というお話で人間の精神の闇に触れるストーリーラインなのかな、と思いました。

デイビッドがアデルをコントロール?

ドラマの中では何度となくデイビッドがアデルに薬を飲むように(殆ど強制的に)薦めます。

でも、アデルがちょっと病んでいそうな感じなのは確かだし、デイビッドは医者ですから、ここら辺は納得がいきます。しかし、11時に家に電話する、とか、そろそろ携帯(それもガラケー)を持ってもいいだろう、とか、精神科医としての領域を超えたどこかモラハラ夫の匂いが漂ってきます。

それに、ルイーズと浮気しちゃうし。

ルイーズのチョイス

ルイーズは、デイビッドが自分の新しいボスだったと分かったあとも、アデルと友人関係になってからもデイビッドとの逢瀬を重ねます。

ルイーズにしてみたら3年前にどうやら夫の浮気が原因で離婚し、1人息子アダムを引き取ってシングルマザーとしてつつましく暮らしている女性。そこで、やっと魅力を感じる男性に出会えたわけです。

そして、偶然に知り合ったアデルはボスの奥さん。どこか儚げで孤独感漂うアデルを1人にしておくことが出来ないルイーズ。

確かに、ルイーズの選択は泥沼に足を踏み入れるようなものですが、魅力的な男性に惹かれる気持ちも分かりますし、寂しそうなアデルを突き放せないというルイーズの気持ちも理解できなくはないですね。

ロブは一体何者?衝撃的なファイナル!

*ここから最終回のネタバレです!

 

 

アデルが精神病院に入っていたときに知り合った男性ロブですが、一体この物語の中でどういう位置づけなのか最初は理解出来ませんでした。

アデルが好きなのか・・・アデルが資産家ということでお金が目当てなのか・・・しかし、二人ともかなり深いところで意気投合した感じです。

二人が退院しアデルが居住するお城!にロブとデイビッドが来て初めて二人が会うシーン。
台所でロブが料理をしていてオーブンの近くにいたデイビッドと少しぎこちないシーンがあったのですが、そこで私は「あっつ、ロブってゲイ?」って思ったんですよね。

最終回では、アデルが幽体離脱で身近な場所を浮遊する仕方をロブに教えた部分が描かれるのですが、ロブの提案によって、遊びでお互いの体を幽体離脱で交換してみよう、ということに。

そして、交換した瞬間にロブ(体はアデル)は、アデル(体はロブ)をヘロイン過剰摂取させ殺害します。

それは、自分の境遇に嫌気がさしていたロブの巧みな企てでアデルの全て(お金、特にデイビッド!)を羨み全てを自分のものにしようとしたわけです。

この時ドラマを観ていて全身に鳥肌が立ったのは今でも忘れません!!今思い出しても怖くてゾクゾクします。

私はサイエンスフィクションとか苦手なほうですが、幽体離脱というコンセプトに抵抗がないからなのかもしれません。

幽体離脱が出来るとは思ってませんが(幻覚とかそういうものに近いのではと思ってます)ギリギリのところでサイエンスフィクションになってない、現実にあり得そうで、真実味がある、というのが面白いです。

また、デイビッドを視聴者には「ひょっとしたらDV夫?」と思わせたところも上手いですね~。

物語中に隠されたさまざまなヒント

そして、全てに合点がいったのです。あらゆる場面でアデルの中身はロブだよ~というサインが散りばめられてましたね。

  • アデルは、ロブが死ぬ前(実際に死んだのはアデル)は朗らかで陽気な性格だったのに性格が変わり嫉妬深くなった。
  • アデルは、以前は料理が出来なかったのに、今は料理が得意らしい。
  • アデルは、ロブほど薬物中毒ではなかったのに、今はバレないように足の指の間にヘロインを注射してる。

そして、ルイーズが、アデル(中身はロブ)が実は幽体離脱してルイーズとデイビッドの行動を把握していた、と悟ったときに観ている私達も全てが見えてくるわけです。

映像美

幽体離脱している間は魂のようなものがふわふわと空中を舞うわけですが、その映像も丁度よいさじ加減でしたね~。

また、ルイーズが見る夢やアデルがロブと過ごした病院敷地内の森の映像もとても綺麗で、ルイーズたちの屈折した暗い日常との温度差があって、観ている私達に強い印象を与えてくれたような気がします。

役者陣の演技力

こういうドラマって演技が全てだと思います。
成功の鍵はすべてメインキャラクターを演じているイブ・ヒューソンとトム・ベイトマン、そしてシモーナ・ブラウンでしょう。

特にイブとシモーナはロブが体に入った前と後での演技を変える必要があり、イブは視聴者に分かりづらい微妙な演技をしなければいけなかったので本当に難しかっただろうと思います。

また、シモーナはロブが体に入った後に少し大げさに演技をすることで、観ている方は恐怖心すら感じましたので、もうブラボー!としか言いようがないですね。

最後近くのシーンで、アダムが母親のルイーズと(中身はロブ)会ったときに一歩下がって違和感を感じている様子だったのが良かったですね~。

もう、ゾクゾクしました~!

Netflixドラマ「瞳の奥に」ロケ地

ドラマ内に出てくるルイーズの可愛いアパートや、ルイーズが訪れたブライトンの可愛いカフェなど、ロケ地が気になる!という方も多いかと思いますので、ご紹介します!

ルイーズの可愛いフラットは、ロンドン北部のハイバリー地区のAubert Courtにあるミッドセンチュリーのオシャレな街並みにあるフラットの一室で撮影されたそうです。雰囲気が落ち着いてて外観も素敵で一度は住んでみたくなりますね~。

ルイーズがデイビッドと初めて会ったカフェ&バーは、ロンドン北部に位置するイズリントン地区のClerkenwell Grindというバーです。

アデルとルイーズがぶつかりあった後に初めてお茶をしたカフは、Fink’s Salt and Sweetという可愛いお店です。

そして、アデルの実家としてドラマに出てきたスコットランドのお城はArdkinglas Houseです。多くのドラマの撮影で使われています。

5話でルイーズがデイビッドたちの過去を探るべくブライトンへ出かけアデルとトラブルがあった女性が働くカフェを訪れますが、そのカフェはSt James’s StreetのCosiezというカフェです。*2

トリビア情報

本作品、心理スリラーですが、かなりのセックスシーンがあります。

本作品には、人気ドラマ「ふつうの人々(Normal People)」(このドラマも濃厚なセックスシーンがたくさんありましたね~)に関わったインティマシーコーチ(intimacy coach)と呼ばれる男女の親密さを演技指導するコーチのプロがセックスシーンに付いたそうです。

そのお陰でアデルを演じるイブは、デイビッド演じるトムとのセックスシーンにも何の不安もなかった、と語っています。*1

まとめ

これは近年まれにみる、面白いドラマです!!どんでん返しに次ぐどんでん返し!という結末で、ドラマの結末に賛否両論ありますが、私は大満足でした!

Netflixドラマ「瞳の奥に」めちゃくちゃおススメです!

 

参考:
*1 https://www.dailymail.co.uk/tvshowbiz/article-9285865/Bonos-daughter-Eve-Hewson-says-U2-star-crazy-stage-mother.html
*2  https://www.cntraveller.com/article/behind-her-eyes-filming-locations