映画『ねことじいちゃん』あらすじ、キャスト、ネタバレ感想、ロケ地の紹介

2020年6月6日

映画『ねことじいちゃん』

映画『ねことじいちゃん』は、猫好きの私にはたまらない、観たい映画リストのトップ10に入っていた映画です。

あの有名な動物写真家・岩合光昭の初監督作品。原作は累計発行部数35万部を超える漫画「ねことじいちゃん」。そして、キャストは立川志の輔、柄本佑、紫咲コウと豪華!

今回は、期待大で観た映画『ねことじいちゃん』のあらすじ、キャスト、ネタバレ感想、そして、映画のロケ地のご紹介をしたいと思います。

写真出典:『ねことじいちゃん』公式サイト(C)2018「ねことじいちゃん」製作委員会

映画『ねことじいちゃん』作品情報

公開年:2019年

監督:岩合光昭

原作:ねこまき

脚本:坪田文

出演:立川志の輔、柴咲コウ、柄本佑、銀粉蝶、田中裕子、小林薫

上映時間:103分

配信元:クロックワークス

映倫区分:G

映画『ねことじいちゃん』あらすじ

2年前に妻に先立たれ、飼い猫のタマと暮らす大吉、70歳。

毎朝の日課はタマとの散歩、趣味は亡き妻の残した料理レシピノートを完成させること。島にカフェを開いた若い女性・美智子に料理を教わったり、幼なじみの巌や気心知れた友人たちとのんびり毎日を過ごしている。

しかし友人の死や大吉自身もいままでにない体の不調を覚え、穏やかな日々に変化が訪れはじめた矢先、タマが姿を消して――

一人と一匹、生まれ育ったこの島で、共に豊かに生きるために下した人生の選択とは――

引用:映画『ねことじいちゃん』公式サイト


(C)2018「ねことじいちゃん」製作委員会

映画『ねことじいちゃん』キャスト

春山大吉:立川志の輔・・・妻に先立たれ1人暮らし、息子家族は東京在住。猫のタマと暮らしている。

春山よしえ:田中裕子・・・大吉の妻、数年前に他界。

美智子:柴咲コウ・・・都会から島に移住してきてカフェを開いた独身女性。

若村健太郎:柄本佑・・・島の医者。

サチ:銀粉蝶・・・夫に先立たれた。

巌:小林薫・・・漁師。サチに好意を寄せる。

猫のタマ:ベーコン・・・大吉の猫。アメショ。

映画『ねことじいちゃん』感想

映画『ねことじいちゃん』
写真出典:『ねことじいちゃん』公式サイト(C)2018「ねことじいちゃん」製作委員会

この映画に惹かれたのは、猫はもちろん、何と言っても豪華キャストという点!

立川志の輔、柴咲コウ、柄本佑、銀粉蝶、田中裕子、小林薫というすごい顔ぶれで、ちょうど柄本佑さん出演のテレビドラマ「知らなくていいコト」と「心の傷を癒すということ」を観終わったばかりだったのです。

すっかり、彼の演技力と存在感に感激しファンになってしまい、彼の名前をこの映画のタイトルで発見して即ポチッとレンタルしてしまいました。

映像美

さすが、猫を撮り続けている岩合光昭さんだけあって、猫の目線で猫がふだん飼い主にしか見せないような動作までもが撮られていて、猫の可愛さ愛くるしさがふんだんに描かれていました。

また、島の海沿いのカットや、美智子さんのカフェからのパノラマショットがとても綺麗で、あ~行ってみたい、と思わせてくれる映像美でした。

ストーリーが残念・・・

ただ、ストーリーがイマイチ。プロモ動画を観たときは、おおっ!いいかも!と思ったんですよ。

猫と暮らす平凡な毎日が、友人の死や自らの病気などで一変する様子や、老いとの向き合い方とか、誰もが向き合う問題なので、上手く料理すればもっと視聴者の共感が得られるようなお話になったと思います。

ただ、薄っぺらかった。例えば、大吉さんが自分の老いと向き合う過程。

人間が老いと向き合うってはっきり言って辛いことだし、大吉さんのように倒れたりしたら、怖くて仕方がないはず。それなのに、意外とすぐに復帰しちゃうし、倒れたときの怖さとか不安さとかの気持ちの描写がない。

息子の同居の提案にのらない大吉さんは、島で暮らすことに決めるわけですが、その過程の気持ちの描写も薄すぎた。

美智子さんと健太郎

映画『ねことじいちゃん』
写真出典:『ねことじいちゃん』公式サイト(C)2018「ねことじいちゃん」製作委員会

若い美智子さんが島の良さを柄本佑演じる健太郎に話すシーンがありますが、もう少し深く美智子さんのバックグラウンドを描いて欲しかった

あ~、美智子さん何かあったのかなぁ、と思わせるだけだったので、そこは突っ込んで描いて、なぜ彼女があんな田舎の年寄りばかりの島に引越して来たのか、彼女の過去の苦悩や島での希望や未来みたいな心情描写があったらもっと面白かっただろうし。

はっきり言って紫咲コウの無駄遣いだったような気がします。

そして、健太郎役の柄本佑さん。この映画にはなぜ出演されたのか・・・
殆どチョイ役レベルの出演度で、もうすごくがっかりです。

若い医者が年寄りばかりを診る苦労とか美智子さんとの恋愛模様とかもう少し柄本さんを上手に生かせなかったのか・・・103分もあるのに。残念過ぎます。

癒される

ストーリー性はダメダメでしたが、やはり島の情景や猫たちに癒されます
眠れない夜、この映画をつけておくだけで安眠出来そうです。(それが、映画にとって誉め言葉かどうかは分かりませんが。(^^:)

そして、やはり猫好きにはたまりません!

志の輔さんの上でグーグー寝ている猫を見ただけで本当にほっこりした気分になりました。最後のエンドロールで猫たちの名前がずらーっと出るのには圧巻です。思わずクスッとしてしまいます。

映画『ねことじいちゃん』ロケ地

映画『ねことじいちゃん』
写真出典:『ねことじいちゃん』公式サイト(C)2018「ねことじいちゃん」製作委員会

本作品の撮影は、主に愛知県の佐久島で行われました。佐久島は猫が多く住んでいることでも有名で、年間多くの観光客が訪れます。

美智子さんが初めてタマと出会った黒く塗られた家の外壁が続く狭い路地は、佐久島の西側「弁天サロン」といわれるあたりです。なぜ、家の壁が黒いのか?というと、海の潮風から家を守るためだそうで、もともと船底に塗っていたコールタールという黒い油状液体を家の外壁に塗り始めたからだそうです。

この情緒溢れる景観を守る運動も盛んで、地元の学生たちやボランティアの人たちが定期的に外壁のメンテナンスをされているとか。

また、美智子さんの店「カフェシャルトリュー」は、実在する島のカフェ「カフェ百一」さん。
島巡りの途中で疲れた足を休め、自家焙煎のコーヒーやパン、ケーキをいただくのもいいですね。映画の中の美智子さんのように女性が1人で切り盛りされているようです。

映画『ねことじいちゃん』DVD・レンタル・WOWOW

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