映画『また、あなたとブッククラブで』あらすじ、キャストの紹介、ネタバレ感想 ハリウッド的なお話 四大女優の競演だけど・・・

映画『また、あなたとブッククラブで』

私、本が大好き!そして、友人同士で読み終わった後に感想を言い合ったりするのも大好き!ってことで、「ブッククラブ」という言葉に引き寄せられ、観に行ってまいりましたが・・・

ここでは、映画『また、あなたとブッククラブで』あらすじ、キャストの紹介、ネタバレ感想をお届けします!

写真引用:映画『また、あなたとブッククラブで』

映画『また、あなたとブッククラブで』作品情報

原題:Book Club

公開年:2018年

監督・脚本:ビル・ホールダーマン

出演:ダイアン・キートン、ジェーン・フォンダ、キャンディス・バーゲン、メアリー・スティーン・バージェン

上映時間:104分

配給:キノフィルムズ

映倫区分:G

映画『また、あなたとブッククラブで』あらすじ

長年の友人でもありブッククラブのメンバーでもある4人ー夫の死から2年も経つのに立ち直れないダイアン、会社を経営し恋愛に前向きなビビアン、夫から離婚され未だに引きずっている裁判官のシャロン、リタイアした夫との間に距離を感じているキャロル。

ある日のブッククラブでビビアンが、大ベストセラー官能小説「フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ」を提案。最初は気乗りしないメンバーだた、読み進めていくうちに・・・

映画『また、あなたとブッククラブで』キャスト

ダイアン・キートン(役名:ダイアン)

役柄:40年連れ添った夫に先立たれたダイアン。結婚し家庭を持つ二人の娘がいる。


現在74歳。アカデミー賞主演女優賞、ゴールデングローブ賞主演女優賞を受賞したハリウッドのAクラス女優さんです。
ウッディ・アレンの映画『アニー・ホール』以来、ウッディの8本の映画に出演。私生活でも一時期パートナーで同居していました。しかし、1972年ごろに破局。その後も友人として付き合いがあるそうです。

そして、その後は映画『ゴッド・ファーザー』で共演したアル・パチーノと付き合い、破局。
二人の子供を養子縁組しています。

ジェーン・フォンダ(役名:ビビアン)

役柄:ホテル経営者。独身。性に奔放。


ジェーン・フォンダ4人の中で最年長の82歳。役者としてだけでなく、80年代はエアロビクスの先駆者としても注目を浴びました。

そして、政治活動家としても有名で、ベトナム戦争中はハノイにまで出向き反戦を訴えましたが、アメリカ機を銃撃する大砲に座っている写真を撮られたことから非国民として大非難を浴びました。90年代はその事からか、仕事を干された感がありますね。

キャンディス・バーゲン(役名:シャロン)

役柄:夫が若い女と浮気し離婚され立ち直れないでいる裁判官。


現在74歳。テレビシリーズ「TVキャスター マーフィー・ブラウン」の主演マーフィー・ブラウン役でエミー賞とゴールデングローブ賞主演女優賞を受賞しました。その後もテレビシリーズ「セックス・アンド・ザ・シティ」や、「 ロー&オーダー」、「ボストン・リーガル」などの話題作に出演。

昔は、冷たい印象を与える美人女優でしたが、今ではコメディもこなせるハリウッドの大御所となりました。

メアリー・スティーンバージェン(役名:キャロル)

役柄:レストランオーナー。リタイアした夫の間に溝が出来て悩んでいる妻。


現在67歳。メアリーと言えば、『バック・トゥ・ザ・フューチャー PART3』でクリストファー・ロイド演じるドク博士の恋人役クララでしたよね~。めちゃくちゃ可愛かったのを覚えています。

1980年の映画『メルビンとハワード』でリンダ役でアカデミー助演女優賞、ゴールデングローブ賞助演女優賞を受賞しています。

映画『また、あなたとブッククラブで』ネタバレ感想

冒頭でも言ったように、「ブッククラブ」という言葉に釣られて観てきたのですが・・・そして、アラフィフの私にとっては老齢期に差し掛かった大先輩の4人の登場人物が一体どんなワイズな言葉を投げかけてくれるのかと、とっても期待していきました。

シノプシスは悪くなかったと思います。
4人の知的な女性たちが毎月開催しているブッククラブで官能小説「フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ」を読むことになり、それに感化され・・・というストーリーライン。

私はこの本を読んだことがありませんが、映画化もされてますので、なんとなーくどんな本かは分かります。確かに老齢期に差し掛かった独身/未亡人女性が性に臆病なのは簡単に想像がつき、この本を読んだことで異性と付き合う一歩を踏み出すプッシュになることは出来るかもしれません。

ただ、どの4人の女性もものすごい金持ちでものすごいキャリアの持ち主。もう「私金持ってます」感が映画の中から駄々漏れで、例えば神田うのちゃんたちのソーシャルライフってこんな感じ?と思ってしまう。

4大競演、という謳い文句ですが、やはりダイアン・キートンが主役ですよね。
他のキャラクターは、どれもきっとハリウッドとかには存在するのかもしれないけど、出会い系サイトで会った人とその日のうちにしちゃうとか、あり得ないですよね。

メアリー・スティーンバージェンのキャラクター、キャロルも実際に存在するかもしれませんが、旦那のドリンクにバイアグラ盛ります??

愛ってセックスばかりではないですよね。特に老齢期の人間ですよ。もっともっと、それぞれの人生経験から背負っている何かがあっていいと思うのですが。

コメディだから下ネタに走るのはしかたがないのかもしれませんが、人生を重ねてきた女性たちが薄っぺらにしか見えなくて、本当に残念。ただ、ここまでキャリア的にサクセスフルな女性というのはやっぱりぶっ飛んでいるのでしょうか??

私の周りに10人いたら全員がきっと「全く響かない!共感できない!」と言うかと思います。それでも面白かったらまだ良かったのですが、全く笑えない・・・ご高齢の方々の下ネタは結構キツイ・・・

唯一、少し共感できたのはダイアン・キートンのキャラクター、未亡人で子供達からは子ども扱いされてる女性ダイアン。

専業主婦だった彼女は、40年連れ添った夫が亡くなってから立ち直れずにいるのですが、そういう気持ちは十分理解出来ます。そして、子供達は一人で暮らしている母親が心配でならない。それも十分理解できますね。

で、すぐに同居とか二世帯住宅とか考えてしまうのですが、ダイアンの家族もご他聞に漏れず、離れて住む二人の娘達は自分達が住むアリゾナに母親に引越してきて欲しく、また年寄り扱いします。

子供達の勢いに押され、一度はアリゾナに引越すことを決心するダイアンですが、アンディ・ガルシア演じるミッチェルに「他人の面倒ばかりみなくてもいい。自分を優先してもいいんだ。幸せになるのを恐れちゃいけない」と言われて考え直すのです。

この映画の中で一番いい台詞でしたね。
確かに、母親・妻を長くやってきた女性がいきなり1人になっても、ついつい周りの人の気持ちを優先してしまう傾向にあるかもしれません。

ダイアン・キートン演じるダイアンが一番共感できたかな、と思います。

そして、最後に少しポジティブなことを書くと、アンディ・ガルシアがいい年のとり方をしててカッコよかった~!

映画『また、あなたとブッククラブで』は、2020年12月18日より全国ロードショー。