『ビッグ・リトル・ライズ』シーズン2の1話を観た感想!メリルが最高!大きな嘘を抱える5人の行方

待ちに待った『ビッグ・リトル・ライズ』シーズン2が配信されはじめ、早速1話を観たのですが(日本での配信は現時点では未定です。日程が分かったらすぐこちらでもお知らせします。)、『ビッグ・リトル・ライズ』シーズン1ではキャラクターそれぞれが抱える「小さな嘘」そして「誰が誰を殺したのか?」にフォーカスがおかれましたが、その嘘が明るみになった瞬間に「大きな嘘」になり、シーズン2ではその「大きな嘘」によって各々の毎日にのしかかる闇について描かれています。

シーズン2では、アメリカのベテラン大御所女優メリル・ストリープも登場し期待度が更に高まりました!

今日は、『ビッグ・リトル・ライズ』シーズン2のあらすじと新しいキャスト、そして1話を観た感想をご紹介します。

『ビッグ・リトル・ライズ』シーズン2 あらすじ

注『ビッグ・リトル・ライズ』シーズン1をまだご覧になっていない方:シーズン1のネタバレを含みます。

セレステ(ニコール・キッドマン)の暴力夫ペリー(アレクサンダー・スカルスガルド)が、階段から落ちて亡くなってから1年が経っていたが、その場に居合わせたセレステをはじめとする5人の女性、マデリン(リース・ウィザースプーン)、ジェーン(シェイリーン・ウッドリー)、レナータ(ローラ・ダーン)、ボニー(ゾーイ・クラヴィッツ)にとっては未だにペリーの存在、そしてあの晩に起こった事実に脅かされていた。

特にボニーは、あの事件は自己防衛なのに、嘘をつかなくてはいけない理由は何なのか?とマデリンに詰め寄る。もし、真実を述べていたら今頃は心穏やかに暮らしていたに違いない、と思うボニー。

そして、ペリーの母メアリー(メリル・ストリープ)は、息子の事件の裏には何かがある・・・と真相を探ろうと5人の前に現れる。

© 2019 Big Little Lies: (Season 2) | HBO

『ビッグ・リトル・ライズ』シーズン2 新しいキャスト

『ビッグ・リトル・ライズ』シーズン2の新しいキャストをご紹介します。

メリル・ストリープ(メリー・ライト)

1977年にロバート・デ・ニーロの相手役として本格的映画デビュー。その作品でアカデミー賞助演女優賞にノミネートされるという快挙。
2年後の『クレイマー、クレイマー』でアカデミー助演女優賞を、『ソフィーの選択』でアカデミー主演女優賞を受賞。また『マディソン郡の橋』では世界的に興行的に大成功を収めアカデミー主演女優賞にノミネート、さらに、2011年公開の『マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙』で、2度目のアカデミー主演女優賞を受賞、ノミネートは助演女優賞・主演女優賞で累計18回されており女優では過去最多といわれている。

今回、息子ペリーの事故の真相を探るべく登場するのがペリーの母親メアリーそして、そのシーズン2のキーキャラクターを演じるのがアメリカの大御所女優メリル・ストリープです。

『ビッグ・リトル・ライズ』シーズン2 1話を観た感想

シーズン2は、シーズン1と同じアメリカ・カリフォルニア州の富裕層が多く住む港町モントレー半島が舞台です。雰囲気もオープニングミュージックも同じで、少しフィルターがかった美しい映像が特徴。

でも、お話の内容はシーズン1とはガラッと変わり、冒頭でも述べましたが、シーズン1では「誰が誰を殺したのか?」が重要なポイントでしたが、シーズン2では「なぜ嘘をつく必要があったのか?」という部分にフォーカスが置かれます。

セレステ(ニコール・キッドマン)の夫ペリー(アレクサンダー・スカルスガルド)による家庭内暴力が日常化していたことや、あの現場で実際にペリーがセレステに暴力を振るっていたという証言が取られているにも関わらず、刑事も、町の人々も、そしてペリーの母親メアリー(メリル・ストリープ)もいざこざの最中に誤って落ちたのではなく「何か裏がある」と疑っているよう。

これが、まだ1話を観た段階なので分かりませんが、この「疑い」が本当に疑われているのか?それとも罪悪感からくる「被害妄想」なのか?がはっきりしないのですが、その部分も面白いです。

観ている私自身も、かなり酷い家庭内暴力夫だったんだし、あの事件時もセレステ(ニコール・キッドマン)が離婚話を口にしたことでペリーが激怒してセレステにチャリティーペーティという場でめちゃくちゃ暴力をふるったのですから、ボニーがペリーを突き落としたのはセレステを守るためだった、と理解してもらえるはず。最悪の場合でも、情状酌量で軽い刑に服すくらいで済んだのに・・・と思ってしまいましたが、忘れてはいけないのは、そこに関わった居合わせた殆どの女性には「秘密がある」ということです。

ほら、よくドラマなどで裁判の模様を見ていると、弁護側検察側がそれぞれ案件が自分たちの方に有利に動くように事件に関わった人々のありとあらゆる人間関係や秘密を暴露してしまう、という事が多々あります。

なので、このペリー事件が裁判沙汰になるとそれぞれの家庭の秘密、例えばマデリン(リース・ウィザースプーン)は確かシーズン1でドラマ教師と不倫してたし、ジェーン(シェイリーン・ウッドリー)は自分の息子はペリーがジェーンに薬を飲ませ犯し妊娠したことで出来た(ジェーンは、ペリーの身元も知らず結婚していたことさえ知らなかった)という事実を息子が知る事になるかもしれないし、セレステ(ニコール・キッドマン)にしてみたら、家庭内暴力の被害者というレッテルを貼られることを恐れ、また自分自身も実は家庭内暴力に加担していたという罪悪感にさいなまれそれが明るみになるかもしれないという恐怖、なのかもしれませんねぇ~。

ボニーとラナータが「なぜ嘘をついているのか?」

ボニー(ゾーイ・クラヴィッツ)は、ペリーを自己防衛で(厳密にはセレステを救うため)ペリーを突き落としてしまったわけですが、ボニーにしてみたら、隠している「秘密」はないわけで、警察に真実を話さない理由がないわけなんですよね。

そして、もう1人。サクセスフルビジネス起業家で大富豪のラナータ(ローラ・ダーン)の存在。あの事件の秘密を共有し始めたことで、他の4人の女性と急速に親密になったわけですが、彼女の秘密は何なのか?ただ単にビジネスに影響が出ることを恐れただけなのか?これが、シーズン2の見所でもあるかもしれません。

ペリーが暴力夫になってしまった原因

もう1つの大きな見所は、ペリーの母メアリーが登場してきたことで、一体どうやって育てたらペリーのような一見完璧に見えるサクセスフルビジネスマンがあんな暴力を日常的にふるう人間になるのか??だと思います。

家庭暴力で子供が亡くなったというニュースを聞くたびに、加害者の育った環境や親にもフォーカスが行きますが、今回のこのドラマでも母メアリーが登場したことで、メアリーの性格・言動などから観ている視聴者は「どうやって育てたらペリーのような人間に・・・」と思いながら、一つ一つメアリーを分析することと思います。

実際に1話でのメアリーはかなり強烈です!特にマデリン(リース・ウィザースプーン)に対する暴言とか、ありえないほど失礼なおばはんなんですよ!

嘘は暴かれるのか?

私たち視聴者は、「なぜ嘘をついているのか?」の理由が何となくシーズン1からの流れで想像が付いているわけですが、その嘘が暴かれる日が来るのか?その嘘を暴くのはペリーの母メアリーなのか?ひょっとしたら、嘘をつかなければいけない理由が他にもあったのか?など、色々な疑問が浮かび上がってくるわけです。

嘘は、小さな嘘にしろ大きな嘘にしろ、必ずその嘘から派生した何かが付いてまわります。そして、その嘘によって人々は毎日嘘の上に嘘を塗りこんでいくことになるのですが、結局、何かをきっかけに1つずつの秘密がもろくもほつれて嘘が明らかになっていくものです。嘘は、誰でも付きますし、多分嘘をついたことがない人は世の中にはいないだろうと思います。だからこそ、この5人ほどの嘘は抱えていないにしろ、視聴者は何か共感出来るものを感じるのかもしれません。

私は既に1話の段階で『ビッグ・リトル・ライズ』シーズン2にあっという間に引き込まれていきました~!毎週1話ごと配信されるようですので、楽しみ!次のエピソードが待ちきれません!