イギリスドラマ「警視バンクロフト」シーズン1 あらすじ、キャストの紹介、ネタバレ感想!驚愕の結末!

ドラマ「警視バンクロフト」シーズン1

イギリスドラマ「警視バンクロフト」シーズン1を視聴しましたが、まさかこんな結末とは・・・最後の最後まで釘付けになって見てしまいました。

ここでは、イギリスドラマ「警視バンクロフト」シーズン1のあらすじ、キャストの紹介、ネタバレ感想をお届けします。

「警視バンクロフト」シーズン1あらすじ

次期警視正候補とされているエリザベス・バンクロフトは誰もが認める優秀な刑事。

そんなバンクロフトに憧れる新人巡査部長のキャサリンは、上司から27年前の未解決事件を科学捜査官のアーニャと再捜査するように命じられる。科学技術の発達により証拠品から新たにDNAを採取することに成功。しかし、被害者の父親から提出された証拠品の中に驚くべき真実を見つけてしまう。

ドラマ「警視バンクロフト」シーズン1 キャスト

サラ・パリッシュ(役名:エリザベス・バンクロフト)


役柄:敏腕な女性警視。次期警視正候補。シングルマザーで成人した一人息子と暮らしている。


イギリス、サマセット州出身。映画よりテレビの出演数が多く1994年から毎年のようにテレビドラマに出演しており、代表作は「ドクター・フー」「ピーク・プラクティス」「ブロードチャーチ~殺意の町~」など。

背が高く174センチ。スラッとしててとってもかっこいいです。
私生活では俳優のジェイムス・マリーと結婚しています。

フェイ・マーセイ(役名:キャサリン・スティーブンス)


役柄:新人巡査部長。


テレビ、映画、舞台と幅広く活躍している女優さん。
ドラマ「ホワイト・クイーン 白薔薇の女王」のアン・ネヴィル役、「ゲーム・オブ・スローンズ」のウェイフ役など。「Love, Nina」では主役のニーナを好演しました。

アダム・ロング(役名:ジョー・バンクロフト)

役柄:エリザベスの一人息子。フィジオセラピスト。


主にテレビで活躍。ドラマ「ハッピー・バレー」のルイス・ウィッピー役(トミーと組む刑務所から出てきたばかりの悪人役)など。

ドラマ「警視バンクロフト」シーズン1 ネタバレ感想

冒頭にも述べましたが、驚愕の結末です。こうなるとは思わなかった・・・

エリザベス・バンクロフト警視ですが、警察内では次期警視正候補と言われている優秀な刑事で、部下からも慕われている存在。
また、成人している一人息子を溺愛しており、優しい母親の顔も時折のぞかせたりして。

そーれーが、実はすっごいサイコパス。悪徳刑事。

その自分の本性を隠してここまで男社会の警察内で女性が這い上がってきたのですから、ある意味あっぱれ。

未解決事件の再捜査

事の発端は、同じく次期警視正候補と言われているバンクロフトのライバル、ウォーカー警視が27年前にバンクロフトが関わった未解決事件の再捜査を新人巡査部長のキャサリンに任命したこと。

キャサリンは科学捜査官のアーニャと捜査にあたりますが、コールドケースの解決のキーとなってくるのは科学捜査技術。27年前に比べてDNA解析の技術は比べ物にならないほど飛躍しています。

アーニャは初期捜査で押さえた証拠品の中からDNAを抽出することに成功。それを知ったバンクロフトは証拠品が保管されている施設に忍び込み、懐中電灯の光の熱でDNAサンプルを劣化させます。

ここで私ちょっと思ったのですが、誰も忍び込んだ形跡がなければ納得なのですが、アーニャ捜査官は何者かが逃走する現場に出くわします。それなのに、この時点でバンクロフトがセーフっていうのが・・・施設内の一番大事な証拠を保管しているところにセキュリティカメラとかないの??
施設の外に止めていた車にバンクロフトが飛び乗った際、顔隠してないし。

でも、まぁ正直見ていて、この女がどれだけの悪なんだ?という怖いもの見たさ的なワクワク感が出てきたのも確か。

決定的証拠か?

後日キャサリンは、被害者ローラの父親から預かった証拠品の中にローラの結婚式のビデオテープを発見。

なんと!その映像の中にバンクロフトがいるではありませんか!

これを見て、なぜバンクロフトが知り合いだということを言わなかったのか、ひょっとして??という疑問がキャサリンの中に芽生えます。

しかし、バンクロフトの方がいつも一枚上手。

アーニャ捜査官がバンクロフトが捜査している関係者の知り合いだと知ると、なんと関係者(犯罪者の奥さんと娘)が秘密に隔離されているアパートに、火炎瓶を投げ込むのです。それはただ、アーニャ捜査官をハメるためだけのために。奥さんと幼い娘が死ぬかもしれないとか関係なしに!

こわっ。

ティムが

だんだんとキャサリンが捜査を進めていくにつれて、バンクロフトは切羽詰まった様子になり亡くなったローラの旦那ティム(元恋仲)にローラ殺人の罪をきせようとするのです。

そして、決定打は証拠品からのさらなるDNA採取の成功。後必要なのはバンクロフトのDNAサンプルだけ。

で、キャサリンも「絶対捕まえてやる!」という警察魂に火が付き、バンクロフトの息子ジョーとは別れるつもりだったのに、一夜を共にし使用済みコンドームを盗みジョーの精液をアーニャ捜査官に渡します。

そして、ウォーカー警視がそのDNAの証拠とともにバンクロフトを聴取するのですが、バンクロフトはまたもや一枚上手。

なんと、ジョーはティムとの間に出来た子だ、と。

確かにDNAは両親両方から受け継ぎますから、ティムの可能性もあると。

ウォーカー警視は、ではバンクロフトもDNAを提出しろ、というとバンクロフトを次の警視正に推していた上司は、「ふざけるな。同僚を陥れようとするなんて最低だ。」みたいなことを言って聴取は終了~。バンクロフトが上司に「私を陥れようとしている人物がいる」と根回ししていたのが効果的だったのでしょう。

しかし、なんだかな~。何?このなぁなぁな感じ。捜査においては証拠だけが真実なんじゃないの??イギリス警察ってダメダメじゃん。

キャサリンが

そして、キャサリンは詰めが甘かった・・・バンクロフトが自分のチームにキャサリンを引っ張ってきた辺りから、あーキャサリン、危ない・・・と思った私。

バンクロフトに宣戦布告したのだから、もっと気をつけなくちゃ!でも、まさかバンクロフトがあそこまで悪人だとは思ってなかったのかもしれませんね。キャサリンなんてバンクロフトの前に出たら、狼の前に立ちつくす子ウサギ🐰ですよ。

案の定、罪を他人に擦り付ける形でキャサリンに銃撃をくらわせます。

あー、こわっ。

そして、バンクロフトはめでたく警視正に昇進

シーズン2へと続くわけですが、キャサリンが万が一回復したとしても頭に銃撃食らってますから、「バンクロフトが私を撃った!」って言っても信じてもらえないような・・・

そんなわけで、胸糞悪い、もとい、後味が悪いエンディングでした。それに、先にも述べたように、ツッコミどころ満載。
元上司が車椅子で落下した、証拠品がある施設に侵入、火炎瓶を投げて放火などなど。この都市にはセキュリティカメラはないのかい!?とついついツッコミたくなります。

シーズン2は、観ようかな・・・どうしようかな・・・と思いますが、このサイコパスバンクロフトがどこまで悪人になるのか・・・も見どころのような。

イギリスドラマ「警視バンクロフト」はBS11にて。(2022年7月21日現在)