『BOSCH/ボッシュ』ドラマ シーズン6 Amazonプライムで10話観た感想とあらすじ(ネタバレなし)

2021年9月1日

『BOSCH/ボッシュ』ドラマ シーズン6

ハリー・ボッシュがシーズン6で帰ってきました!そして、また犯罪人たちを逮捕するために奔走するわけですが、今回は危険な反政府組織のテロリスト、そしてコールドケースの捜査に立ち向かいます。

そして、嬉しいことにシーズン7の製作も決まりました!!パチパチパチ~。しかし!なんとシーズン7で『BOSCH/ボッシュ』はファイナルを迎えるそうです・・・・原作者兼プロデューサーのマイケル・コナリーによると、ちょっぴり苦くて甘いエンディングになるそうです。残念ですが、全ての楽しいことには必ず終わりがあるので、仕方がないですね。

今回のシーズン6も期待を裏切らない最高にスリリングなドラマでした!全く衰えてません!ここでは、『BOSCH/ボッシュ』シーズン6全10話のあらすじ・キャスティング・感想をネタバレなしでお届けしま~す!

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『BOSCH/ボッシュ』シーズン6のあらすじ

医学物理学者のスタンリー・ケント医師は、妻のアリシアの身代金としてセシウムを勤務している病院から盗んでくるように要求される。翌朝、射殺されたケント医師の死体が見つかるが、セシウムは無くなっていた。

ロサンジェルスを破壊するには十分な量のセシウムを探し出すべく、ボッシュとエドガーは捜査を始める。

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『BOSCH/ボッシュ』シーズン6 キャスト

メインのキャストとシーズン6のキャストをご紹介します。

タイタス・B・ウェリヴァー(役名:ハリー・ボッシュ)

『BOSCH/ボッシュ』ドラマ シーズン6
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ロサンジェルス市警の刑事。元は軍の兵隊。幼少期に売春婦だった母が殺され、養護施設で育つ。離婚していた妻がシーズン4で殺される。現在は娘のマディと二人暮らし。

ジェイミー・ヘクター(役名:ジェリー・エドガー)

『BOSCH/ボッシュ』ドラマ シーズン6 エドガー
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ボッシュの信頼置ける相棒。離婚した妻との間に二人の息子がいる。

エイミー・アキノ(役名:グレイス・ビレッツ警部補)

ボッシュとエドガーの上司であり、ボッシュの良き友人。離婚した夫との間に娘がいるバイセクシャル。

ランス・レディック(役名:アーヴィン・アーヴィング警察本部長)

Amazonプライム『ボッシュ』シーズン5
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ロサンジェルス市警本部長。離婚した妻との間には警官だった息子がいたが、潜入捜査中に殺されてしまい、それがきっかけで離婚にいたった。

韓国街連続殺人事件の際に、被害者のためのボランティアチームの一員として働いていた韓国人女性リンダと付き合うようになる。

マディソン・リンツ(役名:マディ・ボッシュ)

『BOSCH/ボッシュ』シーズン5-3
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ボッシュの一人娘でシーズン6の時点で19歳。母親を殺害されてから父親のボッシュと二人暮らし。とても知的で優秀。シーズン6では、看護師のボーイフレンドがいる。

ミミ・ロジャース(役名:ハニー・チャンドラー)

敏腕弁護士。いつもは警察側のボッシュと敵対関係だがシーズン5ではボッシュの弁護を担当した。シーズン6では、マディがチャンドラー弁護士の元でインターンとして働く。

リン・コリンズ(役名:アリシア・ケント)

殺害された医学物理士スタンリー・ケントの妻。

ジュリー アン・エメリー(役名:シルビア・リース)

ケント医師殺害&セシウム強奪事件でボッシュ達と共同捜査を始める女性FBI捜査官。

『BOSCH/ボッシュ』シーズン6 感想

『BOSCH/ボッシュ』ドラマ シーズン6
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今回もメインの事件といくつかの事件が平行して進んでいきます。それぞれのお話がジグザグしながら進んでいきますので、ちょっとでもボーッとしていると、あれ?これ何の事件?というふうに分からなくなりますので要注意。そのために、分かりやすくいくつかの事件を説明しておきましょう。

*ネタバレなしでぜひぜひ観て頂きたいので、ネタバレしません!

ケント医師殺害&セシウムの回収

メインの事件は、ケント医師殺害&セシウムの回収です。

ケント医師の妻のアリシアの証言から、犯人たちの手首に308という刺青があるということが分かります。この308という刺青から、ボッシュは犯人は極右反政府組織集団のメンバーだと目星をつけます。そして、この集団のメンバーの家に職質に行くのですが、横からFBIが捜査に加わり捜査の指揮を執ろうとしますが、ボッシュは黙っていません。
結局、アーヴィング警察本部長の指示によりLAPDとFBIは共同捜査をするようになりますが、ボッシュはこの事件にある不審点を見つけるのでした。

そして、殺害された医師の妻アリシアとある人物が繋がっていることが分かるのです。

メインの事件に派生して、極右反政府組織集団が動き始めます。テロリスト活動をボッシュたちは押さえ込むことができるのか?ここも見所です。

コールドケース

『BOSCH/ボッシュ』ドラマ シーズン6
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2つの目の事件は、シリーズ5の潜入捜査で知り合った、アルコール薬物中毒のエリザベス・クレイトンの娘デイジー殺害の捜査。
10年前のコールドケースですが、ボッシュは当時テイジーが男友達と一般の男性相手に恐喝強盗をはたらいていた事実を突き止めます。そこから、いくつかの事件の紐をたぐりよせるとある共通している人物を見つけるのでした。

ギャリー・ワイズ殺害事件

『BOSCH/ボッシュ』ドラマ シーズン6
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3つ目の事件は、エドガーの情報源だったギャリー・ワイズ殺害事件。当初、事件の容疑者として二人の汚職警官を疑い、張り込み捜査を開始するのですが、対象の刑事は二人とも街中で射殺されます。そこで、黒幕とされるアヴリールの周りを捜査し始める。

オトボケ刑事大活躍

『BOSCH/ボッシュ』ドラマ シーズン6
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この3つの事件に加え、あのオトボケ刑事二人組みがまたもやいい箸休め的な存在を発揮してくれてます!この二人組み、高齢にさしかかり警察組織からは窓際族に押しやられている存在。そして、いつも二人で冗談を言い合っているし、1人は肥満体型だし、本当に刑事として働けるの?と思ってしまいますが、実はかなりするどい刑事としての勘と観察力があるんです。その観察力が今回シーズン6でも随所随所で活躍してくれます。

グレイス警部補、アーヴィング警察本部長がトラブルに巻き込まれる

『BOSCH/ボッシュ』ドラマ シーズン6
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もう1つのストーリーラインとして、グレイス警部補の部下である女性刑事が文句を言ったことをきっかけに、セクハラの内部捜査を受ける対象者としてなってしまいます。これは、グレイスのことをよく思わない上司クーパー警部による策略。

シーズン5で検挙率の統計をクーパー警部が誤魔化していたことをグレイス警部補がこっそりと記者にリークしたのですが、クーパーはグレイスの仕業だと確信を持っているのです。グレイスがこのトラブルを抜けきることができるのか?も見所です。

また、アーヴィング警察本部長もトラブルに巻き込まれます。シーズン5でロサンジェルス市長に立候補したアーヴィングですが、過去の古い事件の取調べ中のテープが見つかったことから、彼の昔したあることが仇となって彼のポジションを危うくします。私生活も仕事も順調なアーヴィングに、暗雲が立ち込めるのでした。

マディの選択

『BOSCH/ボッシュ』ドラマ シーズン6 ボッシュと娘マディ
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そして、ボッシュの娘マディが、今回はシーズン5でボッシュの弁護を担当した敏腕弁護士ハニー・チャンドラーのもとでインターンとして働いています。
職場では事件のアーカイブなどを担当しているのですが、ある過去の事件のファイルに不審な点を見つけ、それを市を相手取る賠償問題へと発展させます。

この知的で優秀な若いマディが、チャンドラーのような弁護士になるべきか、それとも両親のように警察官になるべきか、いろいろと試行錯誤していく様子も楽しめます。

シーズン6の最終回は最高!

最終回は、最高です!何度も言ってしまいますが、本当に秀逸な刑事ドラマです!1話から10話まで全く衰えることなくハラハラドキドキの連続でした。Amazonプライムでご覧になれます!

シーズン7が最終回なんて寂しすぎますが、どうかお願いです。ボッシュとエドガーを殺さないで~!