『ビッグ・リトル・ライズ 』シーズン1は豪華なキャスト!あらすじ感想(ネタバレなしで観てね!)

2021年2月6日

ビッグ・リトル・ライズ

『ビッグ・リトル・ライズ 』シーズン1は、ニコール・キッドマン、リース・ウィザースプーン、シェイリーン・ウッドリー主演の全7話のミニ連続ドラマです。

映像も脚本も映画並みの仕上がりで、最後の最後まで「誰が殺して誰が殺されたのか?」が分からず、とっても見ごたえのあるドラマでした。ネタバレなしで観ることをおススメします。

8つのエミー賞を受賞、そしてゴールデングローブでは、ベストミニシリーズ賞も受賞と高評価を得た作品です。

配信先のAmazonプライムのあらすじでは、ダークコメディ作品とありますが、ダークはあってるけど、コメディかなぁ??どちらかと言うと、犯罪ミステリー、心理ドラマで、人間の心の闇をあぶりだしつつ皮肉なユーモアさが散りばめられたミステリードラマです。

ここでは『ビッグ・リトル・ライズ 』シーズン1のあらすじ、感想をネタバレなしでご紹介します。(シーズン2も配信中です!)

『ビッグ・リトル・ライズ 』シーズン1 あらすじ

舞台は、アメリカ・カリフォルニア州に位置する太平洋に面した風光明媚な港町モントレー半島。ここは富裕層が多く住むエリア。

そんな町に決して裕福でないシングルマザーのジェーン(シェイリーン・ウッドリー)が息子ジギーと引っ越してくる。

海沿いの豪邸に住むお節介焼きなマデリン(リース・ウィザースプーン)は、新しく引っ越してきた殻に閉じこもったようなジェーンが放っておけず、自分のセレブ友達セレステ(ニコール・キッドマン)とお茶を飲もうと誘う。

3人は独り身のジェーンとカフェの店員をくっつけようとしたり、お互いの子供の面倒を見たりしつつ次第に仲良しになる。

『ビッグ・リトル・ライズ 』シーズン1 キャスト

『ビッグ・リトル・ライズ 』シーズン1のメインキャストをここでご紹介します。

二コール・キッドマン(役名:セレステ・ライト)

役柄:セレステは、元弁護士で知的なとても美しい女性だがどこか影がある。
ハンサムで高身長、高収入の夫との間に不妊治療の末授かった双子の可愛い息子達と、海沿いのお手伝いさん付きの豪邸に住んでいる。

誰もが羨む絵に描いたような幸せな毎日を過ごしているように見えるセレステだが、実は夫の妻に対する日常的な家庭内暴力が行われていた。


セレステを演じるのは、ハリウッドの大スター、ニコール・キッドマン。

本作品では、数多くのセックルシーンを演じていますが、相変わらずの美貌にため息が出ます。家庭内暴力のシーンは体当たりで演じており迫真の演技に息が詰まりそうになりました。

ニコールの撮影現場を見学に来た夫のクリス・マーティンが家庭内暴力のシーンのあまりの迫力に、プロデューサーに文句を言ったとか。

リース・ウィザースプーン(役名:マデレン・マッケンジー)

役柄:マデリンは、現在は娘二人と夫と暮らし。
そこそこリッチで幸せそうに見えるが、夫をごくごく平凡でつまらないと感じている。またティーンの娘はマデリンの言うことを全く聞かず、家を出て離婚した夫の元に行ってしまう。

劇場のPR部門でパートの仕事をしているが、決してキャリアウーマンとは言えない自分にコンプレックスを持っている。


かなりお節介で機関銃のごとくおしゃべりをするマデリンを『キューティ・ブロンド』(Legally Blonde)のママ版という感じでリース・ウィザースプーンが演じています。

シェイリーン・ウッドリー(役名:ジェーン・チャップマン)

役柄:ジェーンは、どうやら過去に辛い経験をしているらしく、新しい町に引っ越してきたにも関わらず、過去に囚われ悪夢に悩まされ続ける。富裕層が多いモントレーで、息子ジギーと質素な暮らしをしている。


そんなジェーンを演じるのは、『 アメリカン・ティーンエイジャー 〜エイミーの秘密〜』でエイミー役を5年演じて- ティーン・チョイス・アワードのテレビドラマ女優賞にノミネートされたジェーン・チャップマン。

エミー役が認められ本作品のジェーン役をゲットしました。

『ビッグ・リトル・ライズ 』シーズン1 感想(ネタバレなし)

本作品は、オーストラリア人の作家・リアン・モリアーティの2014年に出版された小説を元に作られたドラマです。リアンは世界的知名度は低いですが、出版する全ての作品がベストセラーになる才能ある作家さんです。

彼女の作品は、ふつうの女性が毎日を生きていくうえで抱える誰にも言えない心の闇、そして女同士の醜い争いなどを、シニカルにサスペンス要素を交ぜ合わせて描かれているので男性読者ファンも多いのが特徴です。

さて、ドラマの冒頭はいきなり警察による事情聴取のシーンから始まるので、「えっ!何が起こったの?誰か死んだの?事故?殺人?」と色々なクエスチョンが頭の中に浮かんできちゃいました。

その後、お話は事件が起こる前に遡ってジェーンと息子のジギーが引っ越して来たばかりのところに戻り現在と過去が交錯した形でお話が進んでいきます。

1話から7話にかけて事情聴取のシーンフラッシュバックのようにちょいちょい挿入されるので、えー!何々?誰が死んだの?と、とーっても気になりました!

ストーリーが進むに連れ、一見最高に幸せそうに見える富裕層のママたちは、それぞれ悩みや秘密を抱えていることが分かります。

それぞれの子供たちが通うモントレーの公立学校を中心に、ママ友同士のマウンティング、子供間のいじめ、不倫、家庭内暴力などヘビーな問題にそれぞれのキャラクターが直面している様子が描かれつつ、少しずつ点と点が繋がるように、殺した動機、そして最後の最後に誰が殺したか、誰が殺されたのかが明らかになっていきます。

映像の美しさと巧妙なドラマ構成

フラッシュバックタイプは上手い構成ですよね~。観ていてやきもきしちゃいましたが、気になってドラマにどっぷり浸かってしまいました。

特筆すべき点は、映像の美しさ!
モントレー半島の景色自体はもちろんとっても美しいのですが、ミステリー要素を加えるためでしょうか、フィルターを薄くかけたような映像で決して突き抜けるような青い海青い空ではないので、物語に少し不安要素を上手く加えつつ幻想的な美しい映像に仕上げています。

3人の主人公の心の闇 最高のキャスティング

そして、なによりこの主人公たち、みなそれぞれ問題を抱えているのですが、彼女たちがどうやって悩みや問題と向き合っていくのか?そして最終的にどんなチョイスをするのかが見所です。

二コール・キッドマン演じるセレステがカウンセラーとの会話の中で少しずつ今まで目を背けてきた現実と向き合い、自己認識を始める部分がとても印象的でした。

やはり母親は強しです。どんなに頑張っても夫の家庭内暴力から抜け出すことが出来ず自分を見失いつつある中で、ある子供の事件をきっかけに立ち上がろうとします。


シェイリーン演じるジェーンもそうです。質素な暮らしをする彼らはこのエリアでは浮いてしまっています。

学校で何か事件があれば、息子ジギーのせいにされてしまう。こう書いてしまうと、ただ単にママ友のいじめと思われてしまうかもしれませんが、ここではちゃんと「誰がいじめているのか?」というミステリーになっているのでとっても楽しめます。

そして、子役も抜群のキャスティングです!

特にジギーを演じた10歳のイアン君。あのイアン君の何とも言えないルックスと演技力がジェーンの抱える心の闇とシンクして、ジギーが夜中に寝ぼけて起きてくるだけで「怖い!不気味!」と思ってしまうんですよ~。

最後にリース・ウィザースプーン演じるマデレーンですが、ある意味この3人の中で一番平凡なので、演じるのが難しかったかもしれませんが、視聴者は一番身近に感じ共感を得られたのではないでしょうか。

私だったら、あんな海沿いの素敵なおうちに住んでるだけでめちゃくちゃ幸せ!と思いますが、マデレーンはなぜか満たされない。

それは自己評価が意外と低いキャラクターだからなのでしょう。

なのでジェーンのようなシングルマザーが少しでも困っていたり寂しそうにしていると放っておけない、お節介を焼いてしまったり、ちょっとでも間違っていることをする人がいると黙ってられないのです。

そして、本当の自分を知らないので、裕福なママたちと似たような格好をし高価な車に乗ってたりしますが、少々無理をしているので心の内はいつまで経ってもハッピーではないのです。

いやだ~!ちょっと私じゃん!という人結構多いと思います。マデレーン、幸せなのにそれに気づいていない、世の中にはそういう人ウヨウヨいます。

そして、この3人を取り巻いて殺人事件が起こる。ネタバレはしないのであまりこれ以上は言えませんが、本作品は大人のためのドラマです。

一体どういう状況で誰が誰を殺したのか?

途中色々推測が出来る楽しさがあります。5話あたりからお話が急展開していき最後の最後まで目が離せませんよ~。

『ビッグ・リトル・ライズ 』シーズン1とシーズン2は、Amazonプライムで配信中。